結果を出し続けるための考え方
プロゲーマーの梅原大吾氏
大分前になりますが、
TBSで放送されている「情熱大陸」を見ていたら
プロゲーマーの梅原大吾さんが出ていました。
10代で格闘ゲームにハマり、
(当時ストリートファイターⅡが大ブーム)
それ以来ずっと格闘ゲームに取り組み、
14歳でゲーム大会で優勝し日本一になりました。
今でこそeスポーツが社会的にも認知されていますが
当時はプロゲーマーなんて職業はなかった時代です。
本人も自分がプロゲーマー第一号だと言っています。
現在に至るまでずっと格闘ゲーム一筋でプロゲーマーを
続けられています。
番組で興味を持つようになって
YouTubeで彼の対戦の動画を見たりしていたのですが
彼がスピーチをしている動画が結構出てきます。
自身の人生を振り返り、ゲーム以外ロクに仕事が出来ない、
続かない人間だと本人は言っていますが
スピーチを見ていると話している内容が非常に合理的で
社会人としてもかなり優秀な方ではないかと思います。
心に響くスピーチ
中でも心に響いたのが慶応大学生に向けたスピーチです。
自分がなぜプロゲーマーになったか
という話から始まるのですが、
後半は自分の意志で決断し行動するという
テーマに沿ったものになっています。
これ、事前に話すと決めていた内容を
全部白紙にして話しているんです。
それでちゃんと示唆に富む内容になっているのが
凄くてちょっと感動したんです。
梅原氏の書籍
そんな梅原さんが書いた本が↑です。
慶応大生向けのスピーチは当初
この本の内容に沿ったものにする予定だったようですが
別のものに差し替えたそうです。
この本はゲームで勝ち続けるために取り組んだ内容を
取り上げていて、
ゲームに関する話がメインではあるのですが
その考え方はビジネスにも応用できるものだと思います。
目標は身近に置き、俯瞰して物事を捉える
彼は格闘ゲームの対戦において
非常に俯瞰した捉え方をしています。
弱い人は自分が直面している
その場面のことしか考えない、
自分はもっと先、
もっと高い場所から考えるということです。
負けたとしても何か発見があれば、
それは勝ったと同じ価値があり
単に勝っただけでは意味はないと。
また非常に現実的で柔軟な思考です。
目標は低くて良いと言ってます。
勝つためにはこだわりを
捨てなくてはならない、とも。
勝つためにはキャラクターを変えたり
戦法をガラリと
変えることも厭わない。
職場で一見飄々としていても
肝心な個所はしっかり押さえて
どこからも引っ張りだこ、
そんな人が居たりしますが
優秀な人はやっぱり常に
自分がどう動くべきか
考えているんだろうなと思います。
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